【お知らせ】 きくち未来編集部 レポート

SLOW DAY KIKUCHI vol.2 主催者インタビュー

SLOW DAY KIKUCHI vol.2 主催者インタビュー

 

今回は、主催者である きくち未来編集部を代表して亀崎に「SLOW DAY KIKUCHI vol.2」について詳しく聞いてみました!!

 

 

亀崎 修一
1981年生まれ 福岡県久留米市出身小郡市在住

2017年3月にコメダ珈琲店熊本菊池店の店長として菊池に赴任。
4年半の単身赴任生活を送っている。
前職は久留米ラーメン清陽軒で豚骨スープを作る専門職、
前々職はイベント会社で会場施工、イベント企画補助を経験。

現在はコメダ珈琲店熊本菊池店で店長職をする傍ら、菊池を活性化させたいと
「きくち未来編集部」の一員としてイベントの企画、運営などを行っている。

1『SLOW DAY KIKUCHI vol.2』が10月24日、日曜日に開催されますね。開催に至った思いや経緯を教えてください。

 

 SLOW DAY KIKUCHIは、もともと2年前の2019年の10月20日に

KIKUCHI SLOW DAY MARKETというイベントを第1回目として行ったのが初めてで、今回が2回目の開催となります。1回目は市民提案型助成金をいただきまして、その資金を元に開催しました。

 私は、福岡県の久留米市出身で4年半前にコメダ珈琲店の店長として初めて菊池にやってきました。それまでは菊池市のことは全く知りませんでした。菊池に来て、すごく感じたのは、水がおいしいということです。また、その水で育てられたお野菜やお米がすごく美味しいと感じました。見渡す限り雄大な自然も魅力に感じています。菊池一族に関わる菊池神社付近は、平地から山への高低差があり、何かこの場所を活かして菊池を表現できるイベントができたらいいなと以前から模索していました。

 この開催のきっかけとなったのは、第4日曜日(不定期)に開催しているコメダ珈琲店の駐車場で行っている『コメダde朝市』です。朝市に出店してくださる生産者さん、魅力あるお店の方々、おいしい食事を出すカフェさんたちと、『コメダde朝市』の拡大版という形で市民広場でイベントができないかとイメージしました。「コーヒーとパンを自然の中で」をテーマに掲げ、目玉コンテンツとして、菊池市立図書館の本を外に持ち出していただいて、野外図書館を作りました。これが、「コーヒーとパン」というテーマととても相性が良くとても素敵な企画になりました。野外図書館を活かして絵本の読み聞かせを一つのブースで行いましたが、それ以外のことはあえて何もしない。お客様それぞれが過ごし方を選んで、本とスローな1日を過ごしてもらうというコンセプトで開催しました。

2 1回目の反響ってどうでしたか。

 市から助成金をいただいたことで、菊池市さんからも告知の段階から全面的にバックアップをしていただきました。そのおかげで、植木・大津・山鹿や合志など近隣地域まで告知の範囲を広げることができ、予想をはるかに超えるお客様が来てくださいました。詳しい集計は取れてないのですが、3000〜5000名のご来場がありました。今振り返っても勢いのあるイベントだったなと思います。

 そしてこのイベントを行ったことがきっかけで面白いことが起きました!もともと市民広場は芝生に何も立ててはいけない場所でした。

今回の企画のために、小さなテントやタープを芝生内に持ち込めるよう市にお願いをし許可をいただきました。すると開催当日、想像以上のテントやタープが市民広場に集まりました!その光景を見た菊池市さんがとても感動されて、私達のイベント以降市民広場でテントを立てるのが可能になりました。

 そして、コロナウイルスの影響もあり1度は延期となったものの、「自然豊かな菊池でのんびり過ごすスローな一日」というコンセプトのもと、今回2回目の開催をする運びとなりました。

 

 

3 どんな方に来てもらいたいですか?

 老若男女問わず、ご近所にお住まいのおじいちゃんおばあちゃんや家族連れ、また、市外から来られるコアファンのお客様にも来ていただきたいです。

 マイテントを持って来ていただき、密を避けながら自分の場所を確保していただいて、その中でお好きな本を読んだり、ゆっくりと寝転がったり、コーヒーを飲んだり、お好きな時間をゆっくりと過ごしていただいて、日頃の疲れを癒してもらいたいというのが1番の願いです。

 

 

4 マイテントを持っていない人へのおすすめの過ごし方や楽しみ方はありますか?

 実はデイキャンプ体験をコンテンツの1つに入れています。きくちふるさと水源交流館さんより、1人用のワンタッチテントを20張りほど持ってきていただきます。無料で貸し出ししますのでテントで過ごす体験ができます。また、ワンタッチテントを立てるっていうワークショップも開催していただきます。

 テント体験以外にも、飲食ができるような場所も設けますので、そういったところでくつろいでいただいたり、時間帯によっては音楽の生演奏もありますので、それを芝生の上に寝転んで聞いてもらうも良しかなと思っています。

 

 

 

5 亀﨑さんにとってのスローな過ごし方は何かありますか?

 仕事終わりの夕方時間がある日は、菊池のまちなかを散歩をします。市民広場の菊池武光公の銅像辺りから目の前の山を見上げたり、菊池神社の向こう側の展望所から菊池のまちなかを見下ろしたりと、スローな時間を過ごします。あの景色を見ると、ものすごく疲れが癒されます。

 

6 市民広場周辺に思い入れがあるからこそ、この場所で開催をするのですか?

 実は私、前々職イベント会社で勤めておりまして、いろいろな会場を見てきました。どのイベント会場にしても、どこかしらちょっと不便なところはありましたが、菊池の市民広場はとてもポテンシャルがある会場だなと思っていました。

 冒頭でも少し述べましたが、もう少し詳しく語ります。平地からの標高差と言いますか、あれだけ急激にドーンと上っていて、その山の上に大きな菊池神社があって、そこまで歩いて登れるウォーキングコースもあって、あれだけ広大な敷地内に車が全く入らない状況が作られて、シンボル的な武光公の銅像があり、少しですが屋根付きの広場があったりとかですね。そういうたくさんの要素に魅力を感じています。

もっと壮大な活かし方も考えているのですが、なかなかちょっと規模が大きすぎるので、

まずは今できる最大を活かそうと思って企画をしています。

 

7 亀﨑さんがSLOW DAY KIKUCHの開催だけではなく、今後菊池でやってみたいことやビジョンがあれば教えてください。

 菊池市の魅力的な素材作ってるものも「人」ですし、私がこういうイベントなど、いろいろな活動をさせていただけるのも全て人とのつながりがあるからこそできることだと思っています。私が菊池でつながっている方々はとても素晴らしい方ばかりで、まずはその人たちと「コト」を起こしたい、そして、ずっと何かを一緒にやり続けたいなという思いが一番ですね。

 その次にある思いは、この菊池というまちに住んでる方々、コメダ珈琲店のアルバイトスタッフも、菊池には何もないってずっと言うんですよね。何もないから熊本市内まで遊びに行く、市外に引っ越すとか、そういった話をよく耳にします。

 だからこそ、菊池にはいろいろな事をやっている人たちがたくさんいること、楽しいことがたくさんあるまちにしたいんですよね。イベントの主催者など、いろいろとコトを起こす側と、参加者する市民の皆さんがどちらも楽しい!という機会を少しでも多く作りたいと思っています。

 

 

インタビュー:きくち未来編集部 高本

 

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